体の水分
成人の場合、体重の50~70%を水分が占めています。
水分は体内でさまざまな役割をしていて、体温調節をしたり筋肉を動かす働きのほか、血液として栄養素を全身に運んだり、汗や尿として老廃物を体外に出すなど重要な役割を担っています。
成人の場合、1日2~2.5Lの水分を失っており、運動をするとさらに増え、失った水分を摂取して補う必要があります。
水分の重要性
体内の水分は、尿や呼気、汗として日々失われています。
失われた分を補給しなければ、体内の水分量が減り、体にさまざまな不調が現れることがあります。例えば、体内の水分量が減ることで血液の巡りが悪くなり、頭痛や冷えの原因になることがあります。
ひどい場合には、酸素や栄養素が運ばれず、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる重大な病気につながる恐れもあると言われています。
1日の目安量
大まかな指標ですが1日に最低限必要な水分量は、「体重(kg)×0.04(L)」と言われています。
体重70kgの場合、1日に必要な最低限の水分は、約2.8Lとなります。
ご自身の体重で求めてみてください!
意外と普段から水分が摂れてないな…..と思った方も多いでしょう!
少しずつでも全然いいので、1日に摂る水分を増やしていけるように心がけましょう!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ここからは少しマニアックに…. ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
最高の運動パフォーマンスを発揮するための”運動前の水分摂取の極意”
◎運動開始の4時間以上前に、体重1kgあたり5~7mlの飲料をゆっくりと摂取。
※体重70kg:350~490ml程度
◎運動開始の約2時間前、尿が出ない、または色が濃い場合は、体重1kgあたり3~5mlを追加で補給。
※体重70kg:210~350ml
◎過剰な水分摂取は、運動中の排尿リスクを高める上、生理学的なメリットは得られないので控える。
◎ナトリウム(20~50mEq/L、食塩換算で約1~3g/L)を含んだ飲み物や、塩分を含む軽食を摂ることで、喉の渇きを刺激して水分保持を促す。また、体液貯留を促し、脱水の予防に役立つ。
◎飲料の温度は15~21℃、ナトリウム含有量、フレーバーなど、自分好みの飲料を選択することで、水分摂取を促す。
運動中や後の水分・栄養摂取はこだわっているが、運動前の水分摂取は疎かにしているという人は、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は水分補給についてでした!
普段意識していないと自然と摂取量が少なくなりますよね…
もちろん過剰摂取も良くはないですが、ご自身のライフスタイルに合わせて目安量を摂れるようにしていきましょう!
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